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6/7(火) Arena Coliseo 〜ルチャ観戦は命懸け
アレナコリセオ戦。 今日は私にとってのプロレス観戦史上、最高であり最悪の日でもあった。
アレナコリセオは、私がいつも行っているアレナメヒコと同様に、プロレス興行が常時行われている、メキシコシティ内の会場である。 興行日は、メヒコが毎週金曜なのに対し、コリセオは毎週火曜と日曜。規模は、メヒコが収容人数約16000人なのに対し、半分の約8000人で、決して治安のいいとは言えない場所に位置する。内部は非常にこじんまりしていて、よく言えばアットホームな会場である。リングに非常に近い感じだ。
場所柄のせいか、チケット価格のせいか?客層は、アレナメヒコより悪い印象。応援も野次も激しすぎる!よく言えば、より熱心な、プロレスファンと言えるが・・・。
私は決して、淑女ぶって言うわけではないのだが、この応援を、外野として楽しんだ反面で、聞いてて疲れたし、正直あきれた。彼らは、自分が人様からどう見られているかなんてお構いなし、なんである。私は、これと同じような感覚を、日本でも感じたことがある。それは、競輪場および競艇場。ヨソモノのみ、感知することのできる、異様なオーラを彼らは放っている。いや、コリセオの観客と同じ範疇に入れてしまったら、西武園および平和島のオケラの皆様方は、お気を悪くされるかもしれない。だって、アレナコリセオの観客は、もっと感情むきだし、まさしく動物そのもの、なんだもの!!
本日の対戦: ○ Mistico, Dr. Wagner, Hijo de Lizmark VS. Ultimo Guerrero, Halloween, Damian 666 ●
試合はほんわかムードの、緊迫感のないものだった。うん、笑わせる要素に重きを置いた感じ。試合終了後、なんと、ルチャドールたちが、観客席に降りてきた。「もしかして」という期待を込めて、私はリングそばまで駆けつけた。ミスティコは、業界の評判では、ファンに対してそっけない(言葉選んでますワタシ)とのことであり、サインも入手困難と、聞いていたが、なんと、そのミスティコと握手が出来たのです。しかも、目と目を合わせて!うひゃー、ファン冥利に尽きます。
前から気になっていた、ミスティコの目の色。当初は、黒の目だったのだが、最近の写真では、薄いブルーに見える。目の錯覚かな?なんて思ってたけど、今日確認しました。なんと彼は、白のコンタクトレンズを装用しているのです。A■■■■(こんな感じ ) 沢田研二が使用していた、金色のカラコンに負けないキワモノ。
ミスティコとの握手に胸いっぱいで、「今日は最高だった!」なんて言いながらあとにした、アレナコリセオ会場。最悪の事件は、その帰途に、起きた。
時間は夜の9時過ぎ。いつものメヒコ戦より2時間も早くて良かった…、と思いながら私ら女2人は地下鉄の駅に向かった。道はやや暗い程度。 (自己弁護のために言うが、そこは地下鉄へのルートであり、人通りもまばらではあるが、あった。)
若い男が私たちの脇を通った瞬間、イヤな予感が走った。男は振り返り、私たちに「HEY」と言った。気付いた時にはプラス4人、計5人の男が私たちを取り囲んでいた。2人が友人に向かい、3人は私のところへ。「バックをよこせ」「いやだ!」・・・今考えると、ここで咄嗟に抵抗した、自分が信じられない。防衛マニュアルに完全に反している!攻防の挙句、数発殴られ、床を数メートル引きずられた。でも私が女だったからか、激しい殴りではなかった。しばらくやり取りが続き、「警察だ!」の声が、遠くからしたような気がした。そして、奴らは去っていった。彼らがスタンガンの様なものを持っていたのも見えた。
私はバックを死守。友人は、犯人にすぐ財布を渡していた(冷静な対応だ)。私は、お金が惜しかったのではなく、他人に迷惑が波及する物が入っていたので渡したくなかった。幸い被害は、床をひきずられた時の若干のかすり傷、殴られた体のアザ、それと頭を道路に打ちつけた時にできたコブ程度で済んだ。 帰りは放心状態で、ホントは避けるべきと言われている危険度90%の流しのタクシー乗り、そこから去るしかなかった。家に着くまでの間、無事な帰着を神に祈った。
翌日、知人から聞いた話だが、私たちの行った場所は、ニートたち(いま流行の言葉ですね)が昼間から麻薬を路上で吸っているようなところで、さらにアレナコリセオの裏は、これは噂だが、地元のフダつき者の集う格闘場(ファイト・クラブ)があるのだそうだ・・・。
この出来事。多くの関係者が読んでくれているこのブログに書くかどうか、悩んだ。だが非難を承知で、自分への戒め、それとこれからメキシコにプロレス観戦に来るかもしれない方への警告の意味をこめて、あえて記述した。今回はこの事件が私にとってあまりにインパクト強すぎだったので、ぬるい試合のレポートは、ほとんど書く気ナッシングでした。
最後に・・・、日本の親愛なる、父よ、母よ、兄よ。心配かけて本当にごめんなさい。 このアレナコリセオへ行くのは今日を最後にします。(いやマジで)
テーマ:ルチャリブレ - ジャンル:スポーツ
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